子供の欲しいもの

与えたいものと欲しいもの
3ヶ月になった息子は色んなものに反応する。
声や音や光や…。

現在の息子は動物の絵本が大好き。

「ワンワン、ニャーニャー」と動物の鳴き声だけの絵本だけど、読むと笑ったり喃語で返したりしてくる。

『この子はきっと動物が好きなんだ…!』

そう思って私は動物の鳴き声が鳴る絵本を買ってきた。


が、


絵本ほど喜ぶことはなかった。


「ワンワン」と私が話しかけると息子は笑顔になる。


『この子はきっと犬が好きなんだ…!』

そう思ってお父さんは犬のパペットをかってきた。

「ほらワンワンだよー」

私は笑顔で息子をあやしてみたけど、息子は私ばかり見て買ってきたワンちゃんはあまり見なかった。


わたしは気がついた。

『この子は犬の鳴き声や姿が好きなのではなくて、ただお母さんとお父さんが自分に笑顔で話しかけて来てくれることが嬉しかったんだ』

そう思ったら嬉しくなった。




けど、




自分がせっかくこの子のために買ってきたものなのに…。


そんな感情もどこかあって。


自分が嫌いな“親”の姿に自分がなっていてなんだかこころが落ち込んだ。


この先この子の為と思って買うものや与えるものは数多くあるだろうけれど、この子がその時に本当に欲しているものと一致しているのはどれほどあるだろうか。

音楽を好きになって欲しいからと音楽がちかい環境を与え続けたとして。

もしこの子がその音楽を選ばなかったとして。

私はちゃんと受け止められるだろうか。


ちゃんとこの子が「欲しい」と思っているものに耳を傾けて、それを与えてあげれられるだろうか。



与えたいものと欲しいものが違うように思ってることとやれてることもまた違うなぁと思うお髭のお父さんであった。

ふぁしるによる徒然なるままの子育て

髭パパが初めての子育てで感じたこと、思ったことを書くための日記ブログ

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